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要潤、目指すは寅さん? 無限の可能性秘めた『タイムスクープハンター』が映画化!
2013年08月30日 10時17分 [邦画]
『劇場版タイムスクープハンター』に出演した要潤

NHKの人気教養番組を映画化した『劇場版タイムスクープハンター 安土城 最後の1日』(中尾浩之監督)で主演を務める俳優・要潤がインタビューに応じた。未来の通信社“タイムスクープ社”から派遣された時空ジャーナリストが歴史に埋もれた名もなき人々を通して、時代を考察する人気シリーズの初の劇場版。「6年間放送が続く番組の集大成であり、新たなスタートライン。今後『男はつらいよ』の寅さんみたいに、全国各地の歴史を旅できたらいいですね」と無限の可能性を秘めた同シリーズの飛躍に期待を寄せた。

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要が演じるのは、タイムスクープ社の第二調査部に所属する時空ジャーナリストの沢嶋雄一。「歴史上の大事件を追う第一調査部ではなく、あえて“第二”に身を置くのには、何か理由があると思うんですよ。そんな沢嶋を支えるのは『伝えるべきことは、伝える』という反骨精神。何事にもプライドをもって臨む姿は、自分にとっても刺激になる」と分析する。

「6年間、つまり俳優人生12年の半分を一緒に過ごしている役柄ですからね。今現在の“沢嶋”にたどり着くまでには試行錯誤もありました。よく役作りについて聞かれますけど、もはや『演じている』という感覚がないほど自分と一体化しています。ライフワークといっても過言ではないですよ」と沢嶋雄一に対する思い入れは格別だ。

映画ではそんな沢嶋が、本能寺の変直後の京都にタイムワープし、いまだ解明されていない安土城焼失の真相に迫った。通算5シーズンで培った、リハーサルなしの機動的な撮影スタイルを踏まえつつ、今回は滋賀・近江八幡の安土城跡でのロケを敢行し、壮大なスケール感が映画の見どころとなった。「僕にとってはスタッフというより、家族そのもの。常に最小限の人数で動いているので、誰ひとり欠けても成立しない。テレビからずっと一緒の中尾監督は、戦友であり父親かな(笑)。それに今回は彦根市の皆さんが、ボランティアやエキストラとして非常に温かく迎え入れてくださった。本当に感謝しています」(要)。

要といえば香川県出身で、“うどん県”副知事としてPR活動も行っており「今後行ってみたい時代ですか? やっぱり地元香川のことをもっと知りたいですね。どうやら、香川県って2回くらい無くなっているらしいんですよ…。ぜひその謎には迫りたい。もちろん、うどん発祥の秘密も知りたいです」と時空ジャーナリスト魂を燃やしていた。

『劇場版タイムスクープハンター 安土城 最後の1日』
8月31日(土) 新宿ピカデリーほか全国ロードショー

取材・文・写真:内田 涼

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