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B1A4、“自分たちの音楽を存分に伝える”日本ツアースタート
2014年04月07日 16時55分 [海外ROCK・POPS]
ツアーをスタートさせたB1A4 左からバロ、シヌゥ、サンドゥル、ゴンチャン、ジニョン
ツアーをスタートさせたB1A4 左からバロ、シヌゥ、サンドゥル、ゴンチャン、ジニョン

韓国出身の5人組ボーイズグループ、B1A4(ビーワンエーフォー)が4月5日と6日、神奈川・横浜アリーナで「Listen To The B1A4」を開催、ライブ・ツアーをスタートさせた。

B1A4の公演チケット情報

前作『1(ワン)』から約1年半ぶりとなる2枚目のアルバム『2(ツー)』を引っさげたツアー。メンバーを待ちわびるファンの熱気が高まる中、B1A4のレコードを選曲したジュークボックスの映像が流れ、5人は眩い光とともにメインステージの上方に並んで登場。日本デビューシングル『Beautiful Target』の日本語バージョンでライブの幕を開けた。

ライブのコンセプトはタイトル通り、“B1A4の音楽を存分に伝える”。楽曲はもちろん、前方のメインステージと後方サブステージをアリーナ席を1周する形の花道でつなげられており、どこにいても、メンバーが近くに感じられるようになっていた。

ジニョンが「BANA(ファン)の皆さんのことを歌った曲です」と紹介し、日本語で「かわいい」を意味する『イェッポ』へ突入。ここからメンバーは会場全体を使ってステージを盛り上げていく。1階最前列の通路をファンとコンタクトしながら、後方ステージへと移動し、ミドルテンポの失恋ソング『Yesterday』を情感たっぷりに日本語で歌い上げた。目をつぶり、エモーショナルに歌い上げるサンドゥル。サンドゥルの熱さとは正反対のクールさながらも変わらぬ力強さを感じさせるシヌゥ。優しくスウィートなジニョンと、ジニョンのファルセットの煌めきと相反する魅力を放つバロの重みのある低音。そして、成長著しいゴンチャンによる、聴き手の心にそっとなにかを置いていくような呟き……。それぞれ全く違った個性をもつ5人の歌声が重なると、何ものにも変え難い輝きを放つ。

中盤からは『2』の収録楽曲を中心に、アーティストとしての成熟度を見せる構成。リード曲『Believe In Love』、韓国でヒットした『LONELY』など、音楽的な豊かさと味わい深いグルーブを感じさせる流れとなっていた。

終盤はヒットシングルを立て続けに披露し一気にラストまで駆け上り、盛り上がりは最高潮に到達。メンバーがこの日のライブの感想とファンへの感謝の気持ちを語り、最後にリーダーのジニョンが「これからも皆さんを失望させないようにカッコいい僕たちでいます」と約束し、ラストは『O.K.』で会場全体を周り、まるで来場者全員と挨拶を交わすように歌いあげた。そしてアンコールでは、メンバーとファンの固い絆を歌った楽曲『YOU ARE MY GIRL』やワンフレーズずつ歌い継ぐミドルナンバー『IF...』で会場と一体となりステージは終了。

ルックスやキャラクターのキュートさは言うまでもないが、改めて、彼らがアーティストとしてアップデートし続けていることを証明したステージだった。

なお、大阪公演は今月10日に大阪城ホールにて開催。チケット発売中。

チケットぴあ

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