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向井理『小野寺の弟・小野寺の姉』舞台挨拶に登壇
2014年08月14日 12時12分 [邦画]
向井理

向井理&片桐はいり主演による昨年の舞台に続き、映画が製作された『小野寺の弟・小野寺の姉』。本作の完成披露試写会が8月13日に開催され、向井と片桐に加え、映画から出演となった山本美月、及川光博、そして西田征史監督が舞台あいさつに登壇した。

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両親を亡くして以来、一軒家にふたりで暮らしてきた小野寺家の姉・より子と弟の進を主人公にした本作。互いの幸せを願うがゆえに空回りする姉弟のそれぞれの恋模様を中心にドラマが展開する。

向井は「すごく不思議な作品で、何かがあるようでないような…でも、何かありそうな」と日常のおかしみをすくい上げる本作の魅力を語る。西田とは彼が脚本を担当し、出演もしている『ガチ☆ボーイ』、さらに片桐も出演している西田の作・演出によるNHKドラマ『ママさんバレーでつかまえて』で一緒に仕事をしており、そんな彼の初の長編映画監督作への主演に「感慨深い思いがあります」と喜びを口にした。

片桐は、“弟”向井について「1億人の弟! あ、古い(苦笑)?」と古風な表現で笑いを誘い「普段、いろんな女優さんと共演しているでしょうから、その方たちとは違った向井理を見せられたらと思った」と思わせぶりに語り観客の期待を煽る。

一方の向井は片桐について「間違いなく日本一のコメディエンヌ。いるだけでおもしろい!」と手放しで称賛。役を離れてもふたりは姉弟のような関係だったようで、共演の及川からは「本当に姉弟のように仲が良くて、『一生やってろよ』と嫉妬するくらいだった」との声も。

山本は進に心惹かれる絵本作家の女性を演じたが、向井とは同じ大学の学部学科も同じ先輩後輩の関係とあって話も弾んだという。役柄に関しても「普段、『CanCam』のモデルだと着ないような衣裳で、ゆるフワな役が出来て嬉しかったです!」とニッコリ。

この個性派のキャストをまとめた西田監督は「豪華俳優陣による地味な映画です(苦笑)」と自虐的に語りつつも初の長編映画のお披露目に嬉しそうな笑みを浮かべていた。

『小野寺の弟・小野寺の姉』
10月25日(土)新宿ピカデリーほか全国公開

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