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『失恋ショコラティエ』の水城せとなによる人気コミック『脳内ポイズンベリー』が、真木よう子主演で実写映画化されることが発表された。真木のほか西島秀俊、神木隆之介、吉田羊らが出演する。
映画は、“Cocohana”で不定期連載中の『脳内ポイズンベリー』を原作にした新しい視点の恋愛ドラマ。アラサー女子・櫻井いちこ(30歳)を主人公に、7歳下の男性に恋をし、さらに気になる年上男性も出現し、三角関係に右往左往するいちこと、彼女の脳内世界のメンバー5人が繰り広げる様を描く奇想天外な新感覚エンタメラブストーリーだ。
真木が主人公いちこを演じるほか、彼女の脳内世界で会議をするメンバー5人を西島、神木、吉田、桜田ひより、浅野和之が演じ、いちこが片想いする7歳下の不思議系男子を古川雄輝が、いちこをやさしく見つめる年上男性編集者を成河(ソンハ)が演じる。監督は『ストロベリーナイト』シリーズや映画『キサラギ』の佐藤祐市。
真木は「普段、少女漫画を読む機会が少なく、今回このお仕事をやらせて頂くにあたって、色々な恋愛ストーリーの少女漫画を読みました。その中で、『脳内ポイズンベリー』は、群を抜いておもしろかったです。設定がまず面白い!ただ、役と自分の性格がかけ離れていて『これは挑戦だな』と思いました」と告白。西島は「“真木よう子さんの頭の中で会議をする人”という今までにない設定の役で、原作もとてもおもしろく読ませていただきました。真木さんとは『MOZU』でも共演していますが、『MOZU』とは180度違うテイストの話で、お互いに全く違う性格の役なので、新たな一面を見れるのではないかと思っています」と語っている。
また映画化について原作者の水城は「この作品は、ひとりの人間の心の中に起こる思考のひとつひとつを『会議』という形で表現したもので、バカバカしい些細な悩みにも延々真剣に討論を繰り広げる密室会話劇を描きたくて始めた作品です」といい、「その脳内会議と、結果現実に起きる悲喜劇を、この個性豊かな実力派キャストの方々がきっと面白可笑しく、切なく演じて下さると思うので、完成が心から楽しみです」とコメントを寄せている。
本作は8月下旬にクランクインしており、10月下旬にクランクアップの予定。公開は2015年。
『脳内ポイズンベリー』
2015年全国東宝系にて公開
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