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4月26日(日)より東京芸術劇場 プレイハウスで上演されるミュージカル『シャーロック ホームズ2 ブラッディ・ゲーム』の制作発表が2月17日、都内で行なわれ、主演の橋本さとし、一路真輝らが出席した。
ミュージカル『シャーロック ホームズ』は、2011年韓国で誕生し大ヒットを記録、その年の「韓国ミュージカル大賞」「ザ・ミュージカル・アワーズ」各部門を多数受賞した作品。昨年1月には日本版が初上演。昨年3月には第2作が韓国で発表され、今回満を持して日本版第2作が上演。第1作に引き続き、ホームズ役を橋本さとし、女性ワトソン役を一路真輝が務める。
橋本は「シーズン2は前作より物語も歌も、美しさや難度がレベルアップしていますが、ホームズの頭の中で起こる難解な推理、人々の複雑な想いや感情が音符に表現されていて、音楽が凄く力を持っているミュージカルです。問題を推理する、解決するという楽しみとともに、人々がどういう感情で動いて事件に絡んでいるのかが描かれていますので、お客様にはそこを楽しんでいただきたいと思っています」とコメント。一路は「シーズン1に出演して、この作品の音楽の魅力にはまりました。簡単な曲ではないのに、なぜこれ程愛着があるんだろうと思って、橋本さんと訳詞の森雪之丞さんとそんな話をする機会があったんですが、同じアジア人だから、韓国ミュージカルの中に流れている旋律が私たちには懐かしく聞こえて、心にスッと入ってくるのではないかという結論になりました。今回お客様にもそんな想いになって頂けるところまで頑張りたいと思います」と意気込んだ。
また会見の中盤では、韓国で同作のホームズ役を務める俳優、ソン・ヨンジンが特別ゲストとして登場。日本版について「昨年の日本のシーズン1の東京初日を観ましたが、とても感動しました。音楽のアレンジも素晴らしく、俳優の皆さんも凄く役にはまっていて、特にさとしさんのホームズに感動しました。さとしさんは僕より大先輩ですし、勉強になり影響も受けました。こうやって互いのカンパニーが影響を受けあって進化してゆくのが素晴らしいと思います」と語った。また、ソン・ヨンジンは韓国版シーズン2の劇中歌 『Inference-推論-』を披露。会見場を盛り上げると、橋本もシーズン1の楽曲『悲しい真実』を披露し、日韓のホームズによる歌の共演が実現した。
会見の最後に橋本は「皆で力を合わせて良い作品にしたいと思います。2015年最高の推理エンターテインメントにしたいと思います!」と力強く宣言。作品への自信をのぞかせた。
ミュージカル『シャーロック ホームズ2 ブラッディ・ゲーム』は4月26日(日)から5月10日(日)まで東京芸術劇場プレイハウスで上演。その後、福岡、兵庫を周る。東京、福岡公演のチケットは2月21日(土)午前10時より発売開始。
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