【ノースカロライナ州シャーロット11日(日本時間12日)発】今季メジャー最終戦「全米プロゴルフ選手権」(クウェイルホローC=パー71)2日目、25位から出た谷原秀人(38=国際スポーツ振興協会)は75とスコアを落としながらも、通算4オーバーで予選を通過した。

 前半の13、14番を連続バーディーとし、一時はトップ10に名を連ねたが、17番パー3で第1打を池に入れてダブルボギー。続く18番、折り返しの1番を連続ボギーとして失速した。

 それでも悔しい内容だったとあってホールアウト後は「もっとうまくなってから取材してください」と言葉少な。「いいショットと悪いショットの差があり過ぎる」と嘆いた。

 同じく25位から出た小平智(27=Admiral)は76のラウンドで5オーバー。ホールアウト時点では80位以下だったため「もう諦めてます」としていたが、上位選手が崩れて暫定70位となり、予選通過圏内に入った。

 一方、池田勇太(31)は79と崩れて、9オーバーで予選落ち。今大会は「結果にこだわる」としていただけにショックは大きく「足りないところだらけ。全部が足りない。自分を殺したい」と自らへの怒りが収まらない様子だった。