大手芸能事務所のサンミュージックが27日、グループ創立50周年を迎え、都内のホテルで記念式典を行った。第1号タレントの森田健作(68)や西郷輝彦(71)野村将希(66)太川陽介(59)ら大御所から塚本高史(36)ベッキー(34)ダンディ坂野(51)メイプル超合金といった芸人まで、所属タレント160人が駆けつけた。

式典後はタレントが囲み取材に応じた。サンミュージック創立前、先代の故相澤会長がマネジャーだった西郷は「最初に会ったとき『ユー、オーラがある』と言われた。あの時代にそんな言葉を使っていた」と、時代の最先端にいた会長との出会いに感謝した。

野村は新人時代、音楽祭で受賞したときに会長を含むスタッフ全員が泣いていたエピソードを披露し「それがサンミュージックです」と“家族的”ともいわれる事務所のカラーに胸を張った。

オーディションで事務所入りした牧村三枝子(64)も「本当に家庭的な会社。会長とも社長ともざっくばらんに話せる」。太川は「あんなに人がいるとは。埋もれないようにしなきゃ」と話した後、式典で集合写真の決めポーズが「ゲッツ」だったことに言及し、「誰か1人くらい『ルイルイ』って言ってくれりゃいいのに!」と嘆いていた。