声優野沢雅子(82)が10日、都内で、映画「ドラゴンボール超 ブロリー」応援上映会に出席した。

同作は漫画家鳥山明氏原作の人気アニメ「ドラゴンボール」のシリーズ20作目。昨年12月14日の公開から24日間で観客動員数260万人を記録し、興行収入は33億円を突破するヒットとなっている。

このヒットを「みんなのおかげです」と感謝した。「(見るのは)何度目ですか」と会場に聞くと、「2回目」「5回!」「100回!」とオークション会場のような熱気に包まれた。

約30年前から孫悟空の声を担当しているが、同作で悟空はサイヤ人名「カカロット」を名乗る。「カカロットと言うのは初めての経験。『おっす、おら悟空』ですから」とほほ笑んだ。

また、悟空とベジータが合体する「フュージョン」について、「ベジータが悟空とはやりたがらない。きっと、ブルマとやりたいんでしょうね」と話し、会場を笑わせた。

応援上映はシリーズ20作目にして、初の試み。客席で1分強の体験をした野沢は「最高です!」と満足げに話した。

「東映のロゴが出たところから『ドラゴンボール』って言ってください。それから、自分の思うところで『ずわぁ~!』と叫んでください!」とアピールした。最後は悟空風に「でっけ~声で、応援してくれよな!」と呼びかけると、満員の会場からは割れんばかりの歓声が上がった。

7日に結婚を発表したドラゴンボール芸人で野沢雅子のモノマネをするアイデンティティ田島直弥(34)については、話さなかった。