女優三吉彩花(23)が30日、大阪市内で主演映画「ダンスウィズミー」(矢口史靖監督、8月16日公開)の会見を行った。

三吉は「羞恥心」を捨て、全力で演技したことを明かした。

三吉演じる主人公の会社員・静香は音楽を聞くと踊り出してしまう催眠術をかけられ、その日から日常生活で音楽を耳にした途端に会社や街中で1人で歌って、踊り出してしまうストーリー。三吉は「監督が頭の中で描かれている理想像に近づけて演じたかった。恥じらいとかよりも吹っ切って演じました」と話した。

高級レストランでは、音楽に合わせて、ノリノリでシャンデリアにぶら下がるシーンもある。「とてつもなく怖い感じでした。ブランコとか浮いてる感覚が得意じゃない。脳みそが浮いてきちゃいそうな感覚になった」と振り返りながら「でも人生では2度と経験しないだろうなと。貴重な経験でした」と笑顔を見せた。

劇中では、山本リンダの「狙いうち」や広瀬香美の「ロマンスの神様」など、アップテンポな邦楽ポップスが彩る。念願のミュージカル映画に初挑戦した矢口史靖監督(52)は三吉を起用した理由について「クールビューティーです。丸の内に勤めているかっこよさから、歌って、踊ったら華やかに変身する。クールさと華やかさの大きなギャップが必要でした」と話した。