コピーライターで株式会社「ほぼ日」代表取締役社長の糸井重里氏(70)が19日、東京・千代田区の丸ビル「マルキューブ」で行われた「MARUNOUCHI RUGBY PARK にわかのミカタ講座」に登場した。

 ラグビーにわかファンの糸井氏が、ラグビー元U―20日本代表監督の中竹竜二氏や、ラグビーワールドカップのドキュメンタリームービー「BY THE RUGBY」制作ディレクターの中村裕氏らと共に、にわかファンでも楽しめるラグビーの見方をレクチャーする講座。

 日本が初の8強入りを果たすなどラグビーW杯が大盛り上がりとなり、にわかファンが増える中、糸井氏は「にわかでゴメン」という言葉を発信。さらに、ほぼ日と、ラグビーの新たな魅力を伝えるために発足した「丸の内15丁目PROJECT」は「RUGBY NIWAKA DE GOMEN」の合言葉をロゴにした、Tシャツやバッグなどの観戦グッズを制作・販売している。

「超にわか」だという糸井氏は、「にわかの人たちを大事にできるような文化をつくりたいなと思った」と、この取り組みへの思いを話した。ラグビーの魅力は「やせ我慢」だといい「ラグビーには無数のやせ我慢があって、あれが泣かせるんですよね」と話した。

 倒れてもまた立ち上がり、戦い続けるラガーマンの姿を「皆が褒める、泣くというのは素晴らしいことだと思う」と熱弁した。