吉本興業所属の次長課長・河本準一(44)レイザーラモンHG(43)ゆりやんレトリィバァ(29)の3人が28日、都内で、アパレルブランド「DARE?」の発表会見に出席、不祥事連発の吉本の今年を振り返った。

「DARE?」は吉本興業ホールディングスとヘラルボニーがコラボレーション。知的障がい者のアーティストが描いた、吉本芸人の肖像画がプリントされたTシャツ、パーカー、バッグなどを発売している。

05年に下半身を激しくバイブさせるハードゲイキャラでブレークしたHGが、自身を描いた肖像画を見て「これはブレークしてる頃の写真を見て描いた物に違いない。05年の下半期に(占い師の)細木数子さんに怒られてから迷い始めた。08年、09年の写真だったら、真っ黒になっているはず」と感想を述べた。

すると、河本が「今年あたりも真っ黒」と闇営業問題で謹慎を余儀なくされたHGをいじった。HGは「光をください! (闇を)抜け出して、なんとかなりました。ご迷惑をおかけしました」と改めて謝罪した。

肖像画のモデル料については、河本が「全然、入らない。(利益は)アーティストさんに入るでしょう。5対5くらいだったらいいのに。あ、どこかで聞きましたね」と、7月に吉本興業の岡本昭彦社長が会見をした際に話題になったギャラの配分について触れた。その後、吉本興業が所属芸人と、それまでの口頭からマネジメントの契約書を作っていくことになっていたが、河本は「まだです」。HGも「まだです」。ゆりやんも「紙の契約は、まだ」と声をそろえた。

吉本興業は今年は、芸人たちの闇営業問題、チュートリアル徳井義実(44)の多額の税金申告漏れと不祥事が連発した。今月21日には、闇営業問題で7月に吉本興業から契約を解除された、雨上がり決死隊・宮迫博之(49)の激励会が明石家さんま(64)の声掛けで開かれた。HGは「僕は参加できませんでしたが100人くらい集まって、みんな宮迫さんのために動こうとなったと聞いています」。河本は「今年は、いろいろとあったけれど、来年は、もっと明るい話題を届けられるように頑張る」と話した。