元宝塚歌劇団所属の女優・はいだしょうこ(41)が、公式ユーチューブチャンネル「はいだしょうこの歌とか、、、」で異彩を放っている。

 もともと同チャンネルは、沢田知可子やBEGINなどの名曲をはいだがカバーすることをメインに4月1日に開設。透き通るような声が注目され、今月1日に配信された松任谷由実の「ひこうき雲」は再生回数100万回に迫る勢いだ。

 さらに22日には「絵・はいだしょうこ『ももたろう』の紙芝居【読み聞かせ】」と題し、初めて自作の紙芝居を披露。本人描き下ろしの絵とともに、おじいさん、おばあさん、桃太郎、鬼の声を見事に使い分け、ネットユーザーからは「いいね」が相次いでいる。

 芸能関係者は「NHK『おかあさんといっしょ』で歌のおねえさんを務めていたこともあって、声やナレーションが子供にとって聞きやすいのは当然ですが、注目されるのは絵。個性的すぎるタッチで表現された桃太郎が『かわいい』『癒やされる』と大評判になっています」と言う。

 はいだは過去、出演したテレビ番組でさまざまなイラストを披露しているが、その独特の画力がお茶の間の笑いを誘ってきた。関係者によると、今回のユーチューブチャンネルでも「お絵描きコーナーも見たい!」「絵を描いてほしい」という声が多数届いたため、紙芝居という形に至ったという。はいだは「コンサートやライブにおこしになれない方にも歌を届けられたらいいな、とずっと考えていました」「紙芝居は続けられたらいいと思います。ほかにもいろいろなことにチャレンジしたい」などとコメントしている。

「第2弾は『うらしまたろう』、第3弾は『きんたろう』とおなじみの昔話になりそうなので、子供がいるご家庭では大歓迎では? 特に絵は喜ばれることでしょう」(同)

“はいだワールド”全開のチャンネルになりそうだ。