【ロサンゼルス発】ツインズの前田健太投手(32)が6日(日本時間7日)に自身のユーチューブチャンネル「マエケンチャンネル」を更新。人気のPL学園野球部編の第3弾として「PLに行くことに決めた3つの理由とは!?」と題し、進学の舞台裏を明かした。(1)プロに近い高校(2)寮生活(3)厳しいところだ。

「PL学園のエースになればプロになれると思っていた。親元にいたら完全に甘えてしまうため、寮生活で自分を磨き、野球に集中し、何くそと、先輩に歯向かうような気持ち、負けず嫌いを発揮して僕は成長できると思った」。中学生ながらしっかり考えていたことに驚かされる。

 当然ながら、PL学園以外にも数多くのスカウトの話があった。中学時代に所属していた「忠岡ボーイズ」の1学年上に元阪神の鶴直人さんがいたため多くのスカウトが押し寄せ、前田いわく、そのおこぼれで注目してもらったという。また、「監督から聞いた話だから事実じゃない可能性もある」と断った上で、青森山田と明徳義塾からは「確かPL学園がだめだったらうちに来てくださいみたいな声を掛けてくれていたっていうのは覚えている」と明かした。

「実際に行って後悔はないですし、PL以外だったらここまで来れていないと思っているので、僕の選択は間違っていなかった」と締めくくった。

 そんな前田だが気になることが。PL学園に決めた時点で、スカウトは監督の段階で止まっていたため、実際のところはどこから声が掛かったか分からないのだという。

「中学校時代スカウトしてくれた高校の人たちがいたら、コメント欄に教えてください!」「(大阪)桐蔭や横浜はなかったと思う。あったらなんかめちゃくちゃうれしい」とおちゃめに呼び掛けた。