株式会社ブシロードが手掛ける新プロジェクト「アサルトリリィ」の舞台「アサルトリリィ The Fateful Gift」が3日、東京・池袋の東京建物ブリリアホールで初日を迎えた。

 アサルトリリィは武器×美少女をテーマにした少女たちの終わりない戦いの物語。アクションドール、アニメ、アプリゲームなどと連動したメディアミックス企画を展開中だ。今回の舞台は、今年1月に公演された「アサルトリリィ League of Gardens」の続編となっている。

 公演に先立ちメインとなる「一柳隊」のキャスト9人が記者会見に登場。主人公の一柳梨璃(ひとつやなぎ・りり)を演じる赤尾ひかるは「ほぼ全編が殺陣という、アクションシーン満載の舞台です。女の子たちが命をかけて大きな武器を持って戦っていく、ひとりひとりに人生の生きざまがある熱い物語となっています。泣けるところも多いですし、殺陣もパワーアップしています」と見どころを伝えた。

 初日を迎えるまでには、コロナ対策のため会場の変更や、稽古を全員で合わせることができなかったりと苦労も多かったようだが、赤尾は「コロナ禍という状況の中で、公演が出来るということをすごく幸せだと実感しております」としみじみ。「前回の舞台を通して支えあった『仲間』という言葉が本当に似合うので、誰一人欠けることのないように、千秋楽を無事に迎えて一生懸命戦い抜きたいです!」と宣言した。

 13日まで計15公演行われる予定で、その模様は「LINE LIVE―VIEWING」でライブ配信される。加えて、10月1日からはテレビアニメ「アサルトリリィBOUQUET(ブーケ)」が、今冬にはスマートフォン向けゲームアプリ「アサルトリリィ Last Bullet(ラストバレット)」が配信される。