元巨人監督の堀内恒夫氏(72)がブログを更新し、11日に巨人軍の監督として歴代最多勝記録を塗り替えた原辰徳監督(62)に祝福の言葉を送った。

 巨人は同日のヤクルト戦(東京ドーム)に2―1で勝利し、原監督は監督通算勝利数1067勝をマーク。川上哲治氏が持つ球団歴代1位の勝利数を更新した。

 堀内氏は「原監督。監督通算勝利数、1067勝目おめでとうございます」とし「すごいねぇ。記録は常に塗り替えられていくものだけど、まさか自分が生きている間に川上哲治監督の記録を超える瞬間に立ち会えるとは夢にも思わなかったよ」と目を丸くした。

 続けて「これだけの勝利数を重ねていくには、人には言えないご苦労がたくさんあったと思う。それと同時に選手それぞれが持ち味を出して働いてくれた結果でもあるから選手たちには感謝だよ」と称賛。

 2004年から2シーズンで監督を務めた堀内氏は「そしてファンのみなさんとこれだけの数の勝つ喜びを分かち合えたというね。ホント、素晴らしいよね」と監督目線で喜びをつづった。