大改造!!劇的ビフォーアフター:新ナレーターのキムラ緑子 収録終え「プレッシャーありました」 「なんということでしょう」にも初挑戦

人気番組「大改造!!劇的ビフォーアフター」新ナレーターのキムラ緑子さん=ABC提供
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人気番組「大改造!!劇的ビフォーアフター」新ナレーターのキムラ緑子さん=ABC提供

 人気番組「大改造!!劇的ビフォーアフター」(ABC・テレビ朝日系)で、20年近くにわたって番組のナレーターを務めていた加藤みどりさんが卒業し、11月15日午後6時半から放送される2時間半スペシャルで、新たに女優のキムラ緑子さんがナレーターを担当する。最初のナレーション収録を終えたキムラさんは「すごく難しかったです。大変でした。プレッシャーもありましたし」と話し、笑みを浮かべた。

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 キムラさんは、加藤さんのナレーションについて「ビフォーアフターといえば、加藤みどりさんの声がすごく印象にあるんですよ。あのちょっと硬くて明るい声が、たくさんの家族の人生を見守ってきたみたいな感じがして」と印象を話し、「私も一視聴者としてずっと耳にしていたので、今はもうほんとに一生懸命この世界を壊さないように、守っていかなきゃいけないなと思っています」と意気込む。

 キムラさんのナレーションは、MCの所ジョージさんが番組冒頭で「ナレーションが代わったんですよ! 20年間、加藤みどりさんがずっとやっていたんですけど、今回ご卒業ということで。今度はキムラ緑子さんに代わったんです!」と指摘するまで、ゲストの鈴木浩介さんらも気づかないほど、番組の雰囲気になじんでいたという。

 そのことを聞いたキムラさんは「そうですか、よかったー」と胸をなで下ろすが、「でも、このナレーションって、すごいテンションが要りますね。番組を見ているだけだと、なかなか気づかないのですが、みどりさん、こんなにしゃべってらしたんだなって、驚きました」と語った。

 収録のクライマックスでは、名セリフの「なんということでしょう」にも初挑戦。「もう、どうしようかと悩みました。もっとみどりさんのマネをしたかったけど、やっぱり全然マネできないっていうか。開き直って、自分流にしゃべったら、それも面白くていいのかなとも思いました」と感想を述べた。

 また、ナレーションは芝居とは違った難しさがあるといい、「最後の家族のシーンも、ナレーションは泣いちゃいけないでしょ。お芝居だったらそこに自分の感情が入るんですけど、感情を入れちゃうと、泣きながらのナレーションになってしまう。それはできないから、とにかく一回VTRを最初からちゃんと見て、泣いておかないとダメなんです。事前にこんな流れかって整理しないと、感情が揺らいで、たぶん原稿が全く読めなくなったりする時があるんですよね」とも語っている。

 「私も皆さんと一緒にこの番組をずっと楽しんできた人間なので、これからも一緒に楽しみましょうって感じですね。ほんとにこの世界を壊さないように気を配りながら、でも皆さんが慣れ始めたころに少しだけ自分らしさ、キムラらしさも出していけたらいいなと思います(笑い)」とアピールした。

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