北川景子が主演を務めるTBS系連続ドラマ「リコカツ」(金曜午後10時)第4話が7日に放送され、平均視聴率が8・9%(関東地区、速報値)だったことが10日、ビデオリサーチの調べで分かった。

第1話は9・7%、第2話は9・4%、第3話は7・6%だった。

第4話は、腎臓機能障害により佐野史郎(66)が降板したため、急きょ代役を務めることとなった平田満(67)が初登場。開始約10分で平田が登場すると、娘役の平岩紙(41)が「あれパパ眼鏡変えた?」と問いかけた。平田が「イメチェン」と返すと、孫役の夏野琴子(10)が「ママ、そこ触れちゃダメ」とツッコむような形で、配役交代ネタを回収。同時に平田に向けて「水口武史」とはんこを押すようにテロップが表示された回だった。

同作は、北川と永山瑛太が“交際ゼロ日婚”の夫婦を演じ、早くも離婚危機に直面するラブストーリー。両親サイドの不穏な夫婦関係も含め、さまざまな立場で離婚活動(=リコカツ)と向き合うことになる。

7日の放送では、咲(北川景子)は紘一(永山瑛太)が自分と結婚した理由に心を打たれ、紘一も自分を理解してくれている咲のことをいとおしく思った。紘一の実家の騒動を機に初めて気持ちが通じ合えた2人だった。夫婦仲良く帰宅すると、家にはなぜか咲の元カレである貴也(高橋光臣)がいた。咲の母・美土里(三石琴乃)が、弁護士である貴也に自分の離婚を相談したのがきっかけだったが、貴也はそこが元カノ・咲の新居であり、その夫がスポーツジムで仲良くなった紘一だと知り、凍り付いた。そして、この一件を機に再び咲と紘一の間に距離ができてしまった。

翌日、咲は異動になった文芸部に初めて出勤し、小説家・水無月連(白洲迅)の担当を命じられた。連は若者に絶大な人気がある“恋愛のカリスマ”。しかし、その言動は身勝手極まりないもので、異動して早々に仕事にも暗雲が垂れ込めていた。