楽天・涌井秀章投手(34)が、28日のDeNA戦(楽天生命)に先発するも5回2/3で8安打5失点で降板。王手をかけていた自身通算150勝はならなかった。

 初回に2安打2四死球、1適時暴投で2点を失った涌井だったが、その後を粘りの投球と味方の援護で4ー2と試合を立て直していたが、6回二死から牧、山下に連打を浴び9番・大和に痛恨の2号逆転3ランを浴び4―5。再び主導権を手放してしまい、投球数102となったところで降板。リードを守り切れなかった。

 降板後、涌井は「何もありません」と言葉少なだった。