元サッカー日本代表で日本障がい者サッカー連盟会長の北澤豪氏(53)が20日、TBSラジオ「生島ヒロシのおはよう定食/一直線」(月~金曜午前5時)にゲスト出演した。

パーソナリティーのフリーアナウンサー生島ヒロシ(70)が「キーちゃん、おはようございます」と、北澤氏の現役時代からのニックネームで呼びかけてトークがスタート。

本田技研、ヴェルディ川崎に所属、日本代表として国際Aマッチ59試合に出場した北澤氏は03年の現役引退後、社会貢献にも積極的に取り組んでいる。「キーちゃんの活動、素晴らしいじゃないですか」と生島が言うと、北澤氏は「そうですね。やっと点であった活動が、少しつながってきたなぁという感じがしますね」と笑顔を見せた。

24日からはパラリンピックが始まる。生島が「注目ポイントを教えていただけますか」と聞くと、北澤氏は「競技の中で5人制サッカー、普段はブラインドサッカーと言われている視覚に障害のある人たちのサッカーなんですけど、平等にするためにアイマスクをしてフィールドプレーヤーは4人いて、特徴的なのは健常者がゴールキーパーを務めるんです。障害のある人たちだけじゃなくて、持ってない方も共存しながらやるというのは競技の特徴として他にはないんですが」と丁寧に説明した。

自身がブラインドサッカーに初めて挑戦した時のことを「最少は怖くてしょうがなかった。でも、やっていくと集中力が高まって、脳も活性化する。喜びを持ってプレーできます」と話した。

27日も出演する。