自民党の三原じゅん子参院議員(57)は16日、総裁選(17日告示、29日投開票)に立候補表明した野田聖子幹事長代行(61)を支持する〝推薦人〟となった。

 三原氏は自身のツイッターに「#変えるなら野田聖子」というタグをつけ投稿。しかし立候補の意思を示した野田氏に拒否反応を示すフォロワーからは批判を浴びていた。

 党本部で行われた野田氏の会見を隣で見守った三原氏は本紙に「総裁選は自民党の多様性をみなさまに見てもらえるように頑張りたい」と意気込みを語った。

 実は野田氏との親密な関係は、三原氏が政界に進出する前の芸能界時代から続いていた。2010年の参院選比例区で初当選した際、三原氏の選挙戦を遠くで見守っていたのが野田氏だったという。

 この日まで推薦人(20人)が集まるか不安視された野田氏。推薦人集めに奔走した三原氏は、野田氏の〝ギリギリ立候補〟について「(他候補者との)論争をしっかり見守り、楽しみたいと思います」とエールを送った。

 総裁選には野田氏のほか岸田文雄前政調会長(64)、高市早苗元総務相(60)、河野太郎行政改革担当相(58)が立候補する。