お笑いコンビ「メイプル超合金」のカズレーザー(37)が25日、フジテレビ系朝の情報番組「めざまし8」に生出演。選挙における番組のあり方について、意見を述べた。

 番組では、2017年に行われた衆院選の投票率を紹介。60代以上の高齢層の投票率は66%で、10代~30代の若年層の投票率は40%だった。

 若年層が高齢層と同数になるには、102%の投票率が必要。これについて、カズレーザーは「10代で投票権を持っている人は、住民票を移していないケースも多いので、投票することができない」「(投票率を)上げたいのだったら、今ここでこういうことを伝えるのではなくて、期日前投票の方法をここで伝えるべきなんですよ」と発言。これに同局の倉田大誠アナウンサーは「失礼しました…」、MCの谷原章介は腕を組みながらカズレーザーの話にうなずいた。

 さらにカズレーザーは「そもそも、選挙が国民の関心事にならないのって、テレビ局とかも言ったらこのコーナーが数字につながらないから(番組の)前半に持ってこれない訳じゃないですか」「本当に皆に注目してほしいのなら、全部の政党の話をここでして、毎週同じタイミングで伝えるべきだとは思います」「選挙の内容をもっと伝えるべきです」ときっぱり話した。

 これに谷原は「確かにね。改めて申し訳ありません、ありがとうございます」と一礼した。

 SNS上には、カズレーザーの発言内容などについて「正論だ」「ごもっとも」といったコメントが投稿されている。