期待に応えられなかった。楽天・則本昂大投手(30)がロッテとのCSファーストステージ初戦(ZOZOマリン)で先発マウンドに立ち、4回を73球、6安打2四球3失点で降板した。

 1点リードの3回に崩れ、一死満塁のピンチを招くとレアードの逆転2点適時打、安田の左犠飛で3失点。4回も先頭の藤岡に長打を浴び、その後は一死三塁のピンチこそ何とか抑えたものの終始走者を背負う苦しい投球を強いられた。

 5回から2番手の安楽にマウンドを譲った右腕は降板後「わかりません」と厳しい表情でコメントした。