全英アルバム・チャート、ABBAが2021年最大の週間売り上げで1位

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今週のUKアルバム・チャートは、ABBAの40年ぶりの新作『Voyage』が初登場で1位を獲得。彼らにとって10作目の全英No.1アルバムとなった。『Voyage』は1週間で20万4,000ユニットを売り上げ、先週エド・シーランの新作『=』が打ち出した13万9,000ユニットを上回り、現時点2021年最大のウィークリー・セールスをマークした。

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ABBAは、ベスト盤『ABBA Gold: Greatest Hits』も9位につけた。同作は1992年にリリースされて以降1,019週間トップ100入りしている(そのうちトップ10圏内は65週間)。

先週トップだったシーランの『=』は2位に後退。今週は新作ラッシュで、3位に英国人のシンガー・ソングライター、ジェイムス・アーサーの4枚目のスタジオ・アルバム『It’ll All Make Sense In The End』、4位にレディオヘッドの『Kid A』(2000年)と『Amnesiac』(2001年)のジョイント・リイッシュー盤『Kid A Mnesia』、5位にアメリカ人のR&Bシンガー、サマー・ウォーカーのセカンド『Still Over It』、7位にダイアナ・ロスのオリジナル・ソングでは22年ぶりの新作『Thank You』、8位にグレゴリー・ポーターのベスト・アルバム『Still Rising - The Collection』が初登場した。





シングル・チャートは動きが小さく、アデルの「Easy On Me」が連続4週目の1位に輝き、先週と変わらず、エド・シーランの「Shivers」が2位、同じくシーランの「Bad Habits」が3位をキープした。

新たにトップ10入りしたのは1曲のみで、英国人の新人ラッパーArrDeeの「Flowers (Say My Name)」が5位に初登場している。






Ako Suzuki
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