今節が産休明け初戦だった土屋南(24=岡山)が準優12Rで2着。復帰戦で見事に優出を果たした。道中は古賀千晶(40=兵庫)との激しいデッドヒートとなったが「もう少しクリーンなレースで勝ち上がりたかったけど、勝負だと思って〝スイッチ〟が入った」と、3周1マークでの〝切り返し〟が決定打となり、2着争いにケリをつけた。

 肝心の舟足は「全体に普通。最初と比べたら乗れない感じはなくなった。行き足もいいけど、優勝戦に入るとどうかな…」とベスト6に入ると威張れるレベルではなさそうだが、「スタートは勘通り」とこちらは自信たっぷり。「あくまで予選突破が目標だったし、優勝戦は6枠なので、気を楽にして頑張ります。やっぱりレースは楽しいですね」と、無欲で一発を狙う。