俳優でDISH//の北村匠海(24)が今年活躍した人に贈られる「GQ MEN OF THE YEAR 2021」の「メン・オブ・ザ・イヤー・ブレイクスルー・アクター賞」を受賞し、24日、東京・麻布台の東京アメリカンクラブで行われたフォトコールに出席した。

主演映画「東京リベンジャーズ」が21年の実写映画で興行収入トップを記録すれば、DISH//としても「第72回NHK紅白歌合戦」初出場が決まったばかり。「日々映画やドラマ、音楽と、目の前のことに自分の出せるものを出し切って生きてきたので、それを評価していただけるのは自分が頑張ってきた点が線につながったような気がします」。さらに「子どもの時は表彰されるような子どもではなかったので、先日も親に会った時に話したんですけど、こんな息子になりましたよという気持ちです」。

コロナ禍での活動が続く「昨年から目まぐるしく世の中が止まったり動いたりする中で、僕らは止めてはいけないと動いてきました。役者として背負う責任もたくさん感じましたし、ボーカルとしても言葉を人に届ける責任を背負えるタイミングが多かったので、関わってきた全員を代表していただいた気持ちです」と笑顔を見せた。

今年の同賞のテーマが「われらが勇者たち」と掲げられているが、自身にとっての“勇者”については「子役の頃から、たくさんの勇者に出会ってきました。僕にとっては皆さんがヒーローでした」と話しつつ「こういう場で親のことばかり話すのも父にもよく怒られるのですが…。性別も同じで、一番近くにいた背中は父でした。弟ともよくしゃべるのですが、こんな父になりたいなと。自分に置き換えた時に包容力や言葉が、父のようになっていったらいいなと思います」と明かした。