西武・松坂大輔投手(41)の引退セレモニーが4日、メットライフドームで行われ関わった関係者からLビジョンを通してビデオメッセージが贈られた。

 3年間(15~17年)のソフトバンク時代の指揮官だった工藤公康氏は「ボクも長く野球をやらせてもらいましたけど、人生の中で野球ができるのも長くて半分。後の半分はこれからしっかり今後のことを考えて、またユニホームを着て若い人たちにいい指導者だと思ってもらえるようになってくれたらと思っています」と将来的な現場復帰を望んだ。

 工藤氏は「野球選手は何があってもやっぱり野球からは離れられないと思いますし、いつかユニホームを着てボクと同じような思いをしないよう、若い人達に1年でも、1日でも長く野球ができるように、いい指導者になれるように頑張ってほしいと思います」とエールを送っていた。