昨年8月に俳優業からの引退を表明し、表舞台から姿を消した高岡蒼佑(39)の近況が先日、写真週刊誌「フライデー」に報じられた。京都のバーで働いているという。

 高岡は先月、京都のバーの開店前に同誌の取材に対応。「たまたま縁があって」京都に移り住みんだと明かした。「役者を辞めて、どんな仕事があるか知りたかった」そうで、飲食店やゴミ収集の仕事を経験した後、バーに勤務した。高岡の知人によれば、京都には一般女性の妻と2人の子供も連れてきたという。

 高岡は俳優への復帰について「需要があるのであれば。役者辞めたと言ってるけど、今回だけやってみようと思うときもあるかもしれません」と否定しなかった。

 コメントにある「役者辞めた」というのは高岡が昨年8月3日、インスタグラムで俳優引退を表明したこと。高岡は「体力はありますが、気力の限界。全て出し尽くし、演りきりました」と引退を決断した理由を明かし、「本日を境に、俳優業をやることは永遠にございません」と記していた。

 高岡は先月26日に公開された時代劇映画「CHAIN/チェイン」で幕末の盟主役を演じているが、「これは昨年2月に1か月弱かけて撮影されたもので、俳優引退を表明する前の仕事でした」(映画関係者)。公開初日には俳優引退後、初の公の場となる舞台あいさつにも出席した。

 ただ俳優復帰の芽がないのかといえば、そうでもなさそうだ。昨年8月の段階では、「俳優業は永遠にしない」としていたが、今回のフライデーの取材には「今回だけやってみようと思うときもあるかもしれません」と変化がうかがえる。

「熱量が少し戻った感がうかがえます。『今回だけやってみよう』が積み重なれば、本格復帰もあるかもしれません」と前出関係者は指摘しているが、果たしてどうなるか?