EXILEの黒木啓司(41)が〝日本一の家具産地〟福岡県大川市の大川家具と組んで組子細工(幾何学模様の木工技術)をプロデュース。そのお披露目会が展示イベント(8~9日)を前に7日、会場の「モーブル東京ショールーム」(東京・岩本町)で行われた。

 宮崎出身の黒木は、7年前から地元・九州の魅力を発信する活動を続けている。今回もその一環で、大川は「子供の頃から耳馴染みある家具の町だった」という。また日本で一番、一枚板が揃う市でもあるそうで「それを見に行くとすごいなんだろうな、ディズニーランドに行った気分になる」んだそう。

 黒木が制作に関わったのは、大川組子の縁起いい柄のコースターと小皿で、この日から大川市のふるさと納税返礼品に採用された。最近、神社などへ行くことが多いという黒木は「組子を(建物の装飾に)使ってるところもありますし、こういうところからすごいパワースポットじゃないですけど、エネルギーをいただいて、お茶を飲んでいただいたりとか…」とコースターをプレゼン。

 小皿については「TRIBE(EXILEファミリーの総称)の若い子たちも料理する子が結構いるんで、(関口)メンディーとかもユーチューブとか見てると料理もしたりしてるんで、コレ使って何か料理一品でも(動画に)上げてもらいたいですね」とPR。いずれもお値段ウン万円だが、メンバーたちにプレゼントするそうだ。

 黒木イチ推しの大川家具は「ラビットチェア」という子供用家具で、「ちょっと僕も購入したいなと思うぐらい、すごい素敵なチェアになってるんですが…」と絶賛。囲み取材では「今年1年を漢字一文字で」と振られ、「あ~そうですね~。う~ん…。いや、でも『愛』ですかね」と答えた。「個人的な新しいチャレンジは?」との質問には、ニコニコしながら考えに考えたすえ「やっぱいろいろ新しいチャレンジはしていきたいなとは思っています」と返し、決意を新たにしていた。