ギリシャ1部PAOKの元日本代表MF香川真司(31)が来年1月の退団をクラブに申し入れたと、スペインメディア「BeSоccer」が伝えている。

 香川は昨季となる今年1月にPAOKに加入するも、今季はチームで構想外となり、最近は2か月以上も試合でプレーしていない。同メディアは地元報道をもとに「この状況に耐えられない香川真司はPAOKに1月に契約を終了する意向を伝えた。すぐに去りたいと思っている」と報じている。

 PAOKも外国人枠を空けるため、香川の退団を認める方針だが、移籍金が発生する場合は今後の交渉が難航する可能性もありそうだ。

 また、同メディアは香川の新天地として、かねてささやかれている米メジャーリーグサッカー(MLS)行きが有力とした上で「キャリアを終えるために日本に帰国することも除外されていない」と指摘した。香川自身は日本復帰に否定的な見解を示していたが、苦境に立たされる中、今後の動向が注目だ。