クリント・イーストウッド(91)の監督デビュー50周年記念作品「クライ・マッチョ」(来年1月14日公開)の公開記念イベントが15日、都内で行われ、タレントのヒロミ(56)とROLAND(29)が出席した。イーストウッドの50周年祝賀パーティーとして行われ、祝辞も読んだヒロミは「生き方に影響を受けています。かっこいい男になりたいと思う。今作は、もう涙腺が弱くなっているので、序盤からぐいぐいくる。見終わって頑張ろう、がんばらねばと思った」などと語った。

2人は芸能界の八王子会メンバーで、ヒロミの後輩になるROLANDは「現代は柔な男が多くはないかというイーストウッドのメッセージを受け取った。おまえ、まだまだ甘いぜと言われているようで、進路などに悩んでいる世代に見てほしい」。

50周年についてヒロミは「半世紀以上も第一線にいるという先輩がいることがすごい。そういう人がいると、自分も頑張らねばと思う」。ROLANDは「今作はラブシーンもあり、イーストウッドが絵になっているのが悔しい。僕が嫉妬する男性は世界に3人いて、スタローン、ヒロミ、イーストウッドです」と話すと、ヒロミは照れながらもまんざらでもなさそうだった。

来年に向けて、ヒロミは「いろんな遊びをYouTubeで届けたい。DIYもやるし、キャンプ場を作ろうとおもっている」。ROLANDは「キャンプもやりたいし、車中泊にも挑戦したい。あと、ホストが僕のアイデンティティーなので、日本一の店を作りたい」とそれぞれ語った。

今作はイーストウッド演じる落ちぶれた元カウボーイと少年との旅を通して語られる人生を描く。