女優の片瀬那奈(40)と木下優樹菜(34)が17日、ユーチューブ生配信をそれぞれ行った。

 午後8時からスタートしたのは大手芸能事務所「研音」を9月いっぱいで退所した片瀬。チャンネル開設の理由について、ファンと会話の「キャッチボールがしたくなった」と語った。もともと多趣味で「ディズニー」「ゲーム実況」のほか「パワースポット」や「占い」を得意分野に挙げている。今後はそれらを中心に動画展開していくという。

 緊張の生配信は約30分で終了。常時視聴者は800人程度だった。

 SNS事情に詳しい関係者は「800人はちょっとさみしい数字ですね。攻めた動画にしないとトップユーチューバーの仲間入りは果たせないでしょう」と指摘する。

 一方の木下は片瀬が配信終了した30分後の午後9時からスタート。ひと言で表せば「グタグタ」だった。

 当初、10日に初の生配信を行う予定だったが、スタッフが準備段階でミスをし〝ドタキャン〟。木下は冒頭「先週は本当に申し訳ございません」とひとまず謝罪したが、その後は自宅からサムギョプサルやラーメン、キムチを食べながらスタッフとの雑談の模様を配信した。

 視聴者数は片瀬のおよそ2倍の1600人前後。視聴者からのコメントにも積極的に答え、自動車教習所に関する問いには「仮免26回落ちた」と告白。「クスリやってるの?」というきわどい質問には「何を思って薬やってるって思ってるんだ」とやんわりと否定した。

 途中、勢いよくコメントを読み上げると「タピオカ!」と発してしまい「ちょっと待ってマジ無理…」と言葉を詰まらせる一幕も。「脱ぎます!」とタンクトップになるサービスショットもあった。

 片瀬と木下の動画を見た業界関係者は「片瀬さんは時間きっちりで、あいさつ代わりといった感じ。木下さんの方はファンのコメントに反応するなど、アットホームな感じ。ヤンキー友達と家でだべってる感覚に襲われました」と話す。

 木下は今後ユーチューブに本腰を入れるそうで、専門のスタッフを揃える予定という。前出SNS事情に詳しい関係者は「この日の動画を見る限り、いわゆる“プロ”のスタッフは付いていないと思います。グダグダでしたから(笑い)。高いお金を払って彼らを雇えるかが、今後のポイントでしょう」と指摘する。

 一部で金欠もウワサされる木下だが、果たしてどうなるか――