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12歳から50歳を演じ切る!『ヴォイス・オブ・ラブ』役づくり&撮影トリック公開が公開

中央がヴァレリー・ルメルシエ
中央がヴァレリー・ルメルシエ - (C) Rectangle Productions / Gaumont / TF1 Films Production / De l'huile / Pcf Aline Le Film Inc. / Belga (C) photos jean-marie-leroy

 世界的歌姫セリーヌ・ディオンをモデルにした映画『ヴォイス・オブ・ラブ』(12月24日)で、主演・監督・脚本を務めたヴァレリー・ルメルシェ。12歳から50歳までをたった一人で演じ切った彼女が、役づくりのこだわりを明かす特別映像が公開された。

映像技術もすごい!『ヴォイス・オブ・ラブ』特別映像【動画】

 本作は、『最強のふたり』の仏ゴーモン社が製作費30億円をかけて贈る音楽エンターテインメント。全世界トータルセールス2億5,000万枚を超え、グラミー賞を5回受賞したセリーヌ・ディオンの半生を初めて映画化した物語。セリーヌをモデルとした主人公の少女・アリーヌが、才能を見出され、瞬く間にスターへと成長していくサクセスストーリーと共に、少女時代から二人三脚で人生を共にしてきたプロデューサーとの26歳差の大恋愛を描く。

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 12歳から50歳まですべてのアリーヌを演じたヴァレリーは、1964年生まれのフランスが誇る国民的スター。『おかしなおかしな訪問者』(1993)、『モンテーニュ通りのカフェ』(2008)でセザール賞助演女優賞を受賞し、本作を含めて6作品の脚本・主演を兼任している多才な人物だ。映画以外にも舞台やバラエティーで活躍し、そのなかでは子どもを演じることも多いといい、その経験が本作にも活かされているようだ。

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ヴァレリー・ルメルシエ(左) - (C) Rectangle Productions / Gaumont / TF1 Films Production / De l'huile / Pcf Aline Le Film Inc. / Belga (C) photos jean-marie-leroy

 ヴァレリーは少女時代のアリーヌを演じるにあたり、「小柄に見せるために顔を大きくして肩幅や腰回りを削りました。そして顔を若返らせる」と撮影では様々な工夫を施し、特殊技術も駆使したそうだ。また、「午前中は10歳で昼からは50歳」といったエピソードも明かし、「すべてが変幻自在で楽しかった。別人になるのが役者ですから」と公開された映像で熱弁している。

 そのほかにも、ヴァレリーは「わたしの鼻を複製して共演者たちに装着しました。兄弟姉妹の顔を似せるためです。耳は横に突き出るようにしました」と14人きょうだいの末っ子を演じる上での試みや、セリーヌのステージを再現するための肉体改造やダンスレッスンをはじめ、膨大な衣装についてのこだわりを語っている。(編集部・梅山富美子)

『ヴォイス・オブ・ラブ』EPK ~ヴァレリーからアリーヌへ~ » 動画の詳細
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