昨季に加入したギリシャ1部PAOKと契約解除した元日本代表10番のMF香川真司(32)にトルコ1部ベシクタシュ復帰が浮上した。

 今季はラズバン・ルチェスク監督の構想外となったことに加えて外国人枠の問題もあって出場1試合にとどまっていた香川は、2022年6月末まで契約が残る中、PAOKに契約解除を申し入れ、18日に正式発表された。フリーとなった香川には古巣J1C大阪への復帰や米メジャーリーグサッカー(MLS)のポートランド・ティンバーズ入りが各メディアで報じられている。

 そんな中、トルコメディア「HABERV」は「日本サッカーのもっとも重要なスターの1人である香川真司が(PAOKから)リリースされた」とし「黒と白のジャージーでしばらく汗をかいた香川真司は、再びベシクタシュに戻る道を開いた」と報じ、2019年にレンタルで加入した同クラブ入りが浮上しているという。

 これまでドイツ1部ドルトムントやイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドでプレーしてきた香川の市場価値は120万ユーロ(約1億5000万円)まで低下しているが、再び名声を取り戻すために、トルコで再スタートする可能性もありそうだ。