NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜午前8時)の第38話が22日に放送され、成長したるい役の深津絵里(48)が初登場した。

この日の同作はまさに怒濤の展開。ロバート(村雨辰剛)が安子(上白石萌音)に「I love you」とプロポーズし「アメリカに一緒に行きましょう」と言うが、安子は「るいを置いてはいけない」と断る。しかし、そこを大阪まで来ていたるい(古川凜)が目撃してしまう。ショックを受けたるいは岡山に帰る。安子も岡山に戻ったが、るいは安子に頭の傷跡を見せて「2度と会いたくない。I hate you」と言い放つ。ショックを受けた安子はロバートに「私をあなたと一緒にアメリカに連れて行って」と言う。

そして年月が流れ、成長したるい(深津絵里)が現れる。

この内容に、朝の情報番組「あさイチ」も衝撃を受けた。MCの博多大吉は「台本に(朝ドラ受けは)45秒とありますが、無理です」と話した。鈴木奈穂子アナウンサーも「すごいですね」とドラマの内容に驚がくした様子。勇(村上虹郎)との子どもを身ごもったとみられるような雪衣(岡田結実)の描写もあったが、鈴木アナは「雪衣さんまさか…」と驚いていた。

同作は昭和、平成、令和と時代が流れる中、ラジオ英語講座とともに歩んだ祖母、母、娘と3世代のヒロインを描き、舞台は京都、岡山、大阪。1925年の日本でのラジオ放送が始まった日、岡山で生まれた少女、安子のドラマから描かれる。大正末期からの岡山編は上白石萌音、昭和30年代からの大阪編で深津絵里、昭和40年代からの京都編は川栄李奈が演じる。