女子プロレス「スターダム」25日の後楽園ホール大会で、体調面での不安を理由に年内いっぱいで退団する小波(25)が朱里と師弟コンビを結成。タッグ戦でウナギ・サヤカ、舞華組と対戦した。 

 同時にロープ越しのぶら下がり式腕十字を決め、ウナギを蹴りで挟み撃ちにするなど別ユニットで活動していながら息の合った連係で師弟の絆を見せつけた小波。最後は朱里がウナギを白虎でねじり上げる中、救出に入ろうとする舞華をトライアングルランサーで捕まえて師匠の勝利をサポートした。

 試合後、マイクを持った小波は「お前ら、今日は相手になってくれてありがとうな。お前ら二人に出会えて、本当に良かったよ。メリークリスマス」と対戦に名乗りを上げた末、越境コンビを組んで対角に立った二人に感謝の言葉。そして師匠には「朱里さん、今日は本当にありがとうございました。朱里さんとはまたリングの上でまた会いましょう。ネバー・エンド」と再会を誓った。

 これに朱里から「小波、今日は本当にありがとう! まさか組めるなんて思ってなかったから本当に嬉しかった」との言葉をかけられると、リング中央でハグをかわし、拍手を浴びた。ラストマッチは29日の東京・両国国技館大会でのジュリアとのシングル戦になる。