アイドルグループ「仮面女子」が東京・秋葉原の仮面女子カフェで大みそか深夜から「カウントダウンの部」を開催。ファンと一緒に2022年を迎えた。

 コロナの影響で2年ぶりとなる年越しライブは、別プロジェクトとして活動するスリジエと合同で行われた。コール、かけ声、激しい動きが禁止されていたため全メンバーがカウントダウンして新年を祝った。

 新年一発目のMCでは恒例の書き初め披露を実施。それぞれが1年の抱負や計画を書く中で大野柊奈(おおの・ひな=スチームガールズ)が「借金返済」を掲げるとメンバーは笑い、会場はざわついた。大野は目標達成のため「皆さん、借金を返すためにライブワン(有料ライブチャット)に来てください」と切実に訴えた。研究生・スライムガールズの福田沙織は「糖酒制限」を披露。「制服を着ながら言うことではないですけど、アイドルらしく甘いものとお酒を控えようと思っております」と笑わせた。

 猪狩ともかは「スチガの配信の際の罰ゲームで何かを暴露することになったんです。そこで、柊奈ちゃんが『まだ誰にも言ったことがないんですけど、借金が100万円以上ある』って。メンバー全員が『え~っ』ってなって、その日の話題をかっさらっていったんです」とカミングアウトの経緯を説明した。

 リーダー・木下友里(アリス十番)は「配信なら仮面女子のファンしか見ないけど、今回はスリジエのファンの方もいるし、ちぃたん☆のファンの方もいる。その中で『借金返済』を出したからビックリ」と振り返った。それでも「仮面女子としていっぱい頑張って柊奈ちゃんの借金返済に協力したい」、センター・森下舞桜(アリス十番)も「みんなで協力しよう!」とメンバー支援と救済を約束した。