ギリシャ1部PAOKを退団した元日本代表MF香川真司(32)が、新天地候補としてトルコ1部アンタルヤスポルと電撃交渉を行っていると現地メディアが報じた。

 香川を巡ってはJリーグや米メジャーリーグサッカー(MLS)、さらには古巣のスペイン2部サラゴサなどから関心が寄せられているが、冬の移籍市場が始まりさっそく新たな動きが出てきた。

 トルコメディア「Transfer Merkezi」は「アンタルヤスポルが、直近でPAOKでプレーしていたベテランプレーヤーの香川真司と会う。双方の当事者の間で合意が差し迫っている」と報道。香川とアンタルヤスポルが交渉を行い、合意に近づいている可能性が出てきた。現地では次々と同様に報じられている。

 アンタルヤスポルは昨季国内カップで準優勝するなど同国の有力クラブだが、今季はリーグ戦で現在15位と低迷。逆襲の切り札として経験豊富な香川に白羽の矢を立てた。

 香川は2019年にトルコ1部の強豪ベシクタシュで半年間プレーしており、同国は環境面で経験がある地でもある。トルコで復活を期すことになるのか注目が集まる。