ギリシャ1部PAOKを退団した元日本代表MF香川真司(32)に対して、ベルギー1部シントトロイデンもオファーした。

 香川を巡ってはJリーグや米メジャーリーグサッカー(MLS)のほか、トルコ1部アンタルヤスポルなど欧州クラブも関心を寄せている。

 そうした中、ベルギーメディア「Voetbal Belgie」は「STVV(シントトロイデン)に向かう香川。新しい日本人プレーヤーが進行中で、元代表の香川真司が働き始める」と香川とシントトロイデンが交渉を行っていると報道した。

 続けて同メディアは「STVVのシャツで挑戦は続くのか? ドルトムントとマンチェスター・ユナイテッドでの実績や、日本代表として99試合に出場していることから、彼は今でもアジアで非常に人気がある。STVVは香川とともにアジアの新しい商業面を模索することもできる」と指摘。香川のピッチ内外での影響力がオファーの背景にあると分析した。

 シントトロイデンでは多くの日本人選手が活躍しているだけに、海外クラブながら環境面では利がある。香川の決断に注目が集まる。