日本代表の森保一監督(53)が16日、オンラインで取材に応じ、カタールW杯アジア最終予選中国戦(27日)、同サウジアラビア戦(2月1日、ともに埼スタ)に向けた代表活動に負傷中のDF吉田麻也主将(33)を招集しないことを明言した。

 この日は右ふとももの負傷で全治1か月と報じられた吉田のほか、ケガを抱えるMF三笘薫(24=サンジロワーズ)、DF室屋成(27=ハノーバー)、FW古橋亨梧(26=セルティック)について「招集は難しいと思う」と語った。それでも森保監督は「ケガを含めていろいろなことが起きる。想定外のことも含めて乗り越えていき、目標を達成しなければいけない。招集できないのは痛いことだが、新たな選手が出てきてくれる楽しみもある。日本の総合力で勝っていきたい」と前を向いた。

 17日から千葉県内で国内組が合宿がスタート。2022年も森保ジャパンに逆風が吹いているが、指揮官は自らの言葉通りこのピンチを克服できるのだろうか。