北京五輪カーリングで銀メダルに輝いた女子日本代表ロコ・ソラーレ(LS)の創設者・本橋麻里代表理事(35)が20日、歓喜のメッセージを寄せた。

 前回の平昌五輪(銅メダル)を上回る快挙を受け、本橋は「選手の努力、スタッフの努力、チームを支える人たち皆の努力と願いが形に残ったのだと思います」と称えつつ「選手ひとりひとりが強さと弱さに向き合ってきたこの4年でしたが、成熟度が増して世界で戦えるチームになったと感じています」とコメントした。

 戦術面に関しては「JDリンドコーチのレベルの高い作戦を、選手たちがよく理解して、氷やストーンをよめていたのは、長く積み上げてきた関係があったからこそできる意思疎通を感じました」と高評価。支えてきたファンへは「勝ったり負けたり、笑ったり泣いたりする日本代表ロコ・ソラーレを最後まで応援していただきありがとうございました」と感謝の意を表した上で「応援していただいた方も疲れたと思います。今回もよく笑って、よく泣くという素直な感情を見てもらえたと思います」とつづった。

 最後にメンバーに対して「辛い状況になった時の切り替えの早さ、集中力の持って行き方は尊敬しかないです。早くみんなに会いたいです。早く帰ってきてください。みんな、おつかれさま」と、愛にあふれた言葉で締めくくった。