道上アナ勇退後も「おはパソ」継続 後任ABC小縣アナ「重い重い」、古川アナ「光栄」

 ABCの小縣裕介アナウンサー(50)が25日、昨年9月から脳梗塞で療養中の道上洋三アナに代わって同局ラジオ「おはようパーソナリティ道上洋三です」(月~金曜、前6・30)に出演。3月28日から月~木曜のメインパーソナリティーを引き継ぎ、番組「おはようパーソナリティ小縣裕介です」を担当すると発表した。同じく出演した同局・古川昌希アナ(34)が金曜を担当し、番組は「おはようパーソナリティ古川昌希です」となることを明かした。

 午前7時に小縣アナが「ちょっと大事なお知らせがあるんですよ」と切り出し、「9月11日に道上さんが入院されました。9月13日の月曜日からABCアナウンサーがピンチヒッターを務めて参りました当番組『おはようパーソナリティ道上洋三です』が3月25日の金曜日をもって、道上さんは番組を卒業いたします。道上さんが卒業するということはリスナーさんにとっていつもの朝ではないのかもしれませんし、残念という声もたくさん届いています」と報告。

 「だからこそABCラジオは今後もいつもの朝を皆さまにお届けしたいと考えました。道上さんが卒業された3月28日月曜日以降も『おはようパーソナリティ』を継続して放送させていただきます」と公表。1971年から担当した故中村鋭一さん、77年からの道上アナに続き「3代目のおはようパーソナリティーは2人が務めます。まず月曜日から木曜日は私、小縣裕介が務めさせていただきます」と伝え、「まず、よろしくお願いいたします」とあいさつした。

 そして、小縣アナから金曜日担当として紹介された古川アナは「(道上アナの)ピンチヒッターをこの期間、担当させていただいてはなかったので正直、『誰や』とお感じになる方もいらっしゃると思います。この春から入社12年目になる古川昌希と申します」とあいさつ。

 「道上さんは、僕の新人時代の先生が中邨雄二さんなんですけれども、その雄二さんが新人時代の研修担当の先生だった。僕からしたら“大先生”にあたる道上さんから番組を引き継がせていただくのは光栄でもあり、身の引き締まる思いでもあるということでよろしくお願いします」と心境を明かした。

 道上アナ不在の間、ピンチヒッターを担当した小縣アナは「道上さんですよ。小学校、中学校のときに家で(ラジオが)ついてたんですよ。あれが今なお、お一方がずっとですよ。そんなことってあるかなと。青天の霹靂(へきれき)なんですけども、そりゃもう、身に余る思いというか。おはパソ・道上さんっていう、誰かほかの人が担当するっていうものじゃないくくりのものだったので。重い重い」と本音を吐露。

 妻の同局・武田和歌子アナとのやりとりを聞かれ、「生活どうなる?って。娘『体、大丈夫?もつ?起きれる?』って。第一歩から『頑張る』言うて」と告白した。

 アシスタントはいがらしあみが月~木曜を続投。金曜は去来川(いさがわ)奈央が新たに担当することも報告。小縣アナは「4月からは、この4人で束になってお送りして参ります」と力を込めた。

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