ポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド(37)が所属するイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドは、ロシアのウクライナ侵攻を受けて25日にロシアの航空会社「アエロフロート」とのスポンサー契約を解消したと発表した。

 契約は2023年までとなっていた中、ロシアの暴挙にクラブは公式ホームページに「ウクライナでの出来事を考慮し、アエロフロートのスポンサー権を取り下げました。世界中のファンの皆さまと懸念を共有し、影響を受けた方々にお見舞いを申し上げます」との声明を掲載。英紙「デーリー・エクスプレス」によると、マンチェスターUは同社と年間800万ポンド(約12億4000万円)の契約を結んでるという。そのため同紙はクラブの収入に影響が出る可能性も指摘した。

 アエロフロートを巡っては、英政府が24日にロシア制裁の一環として同国への着陸を禁止していた。また米デルタ航空は、コードシェアを停止することを発表している。