最後の最後にトラブルが…。陸上の日本選手権クロスカントリーが26日、福岡市・海の中道海浜公園で行われ、シニア女子はデットヒートを制した小林成美(名城大)が26分34秒で優勝を果たした。

 劇的な幕切れだった。終盤に猿見田裕香(ユニバーサルエンターテインメント)が抜け出したが、ラストの直線で小林が逆転。この日のレースはTBS系列で放送されており、スタジオにいた日本陸連の瀬古利彦副会長、スポーツジャーナリストの増田明美氏、青学大の原晋監督も興奮した様子を見せた。

 しかし、肝心のスタジオトークが放送事故でほとんど聞こえないというハプニングが発生。ネット上では「クロスカントリーの音声なんだったんだよ。テレビ壊れたかと思った」「たまたまクロスカントリー日本選手権見てたけど音声不具合のまま放送終了してた…なんという放送事故…笑」「音声トラブルを謝罪する音声も聞こえないまま終了」などと批判が相次いでいる。