巨人は1日に東京都内のホテルで「燦燦会総会」を開催し、渡辺恒雄読売新聞グループ本社代表取締役主筆(95)や長嶋茂雄終身名誉監督(86)らが出席した。

 昨季のチームはリーグ3位に沈んだが、渡辺主筆は「今年は優勝できるかと私は確信しております。優勝した暁には、ホテルで一番デカい部屋を探して、派手ににぎやかに楽しくお祝いしたいと思っております」と意気軒高。さらに「原監督以下、選手諸君に頑張ってもらうしかない。我々はいくら逆立ちしても巨人軍、プロ野球ナンバーワンなんてことは大変難しいことなので。ひとつ、力強い応援の言葉をかけていただきたいと存じます」などと述べ、あいさつのスピーチを締めくくった。

 そして、記念撮影に移ると、コーチ陣とともに渡辺主筆の背後に立った原辰徳監督(63)が「笑っていただけると…」と笑顔をリクエスト。しかし、渡辺主筆は「笑えと言われてもね。このブサイクな男が笑ったって」と〝拒否〟だ。その本当のココロは「本当の笑いは勝った時に。笑って終わりたいと思います」(渡辺主筆)とのことで、原監督は優勝を手土産にして次回は笑顔を引き出せるか注目が集まりそうだ。