闘病中の〝燃える闘魂〟アントニオ猪木氏(79)のドキュメンタリー番組「燃える闘魂 ラストスタンド~アントニオ猪木 病床からのメッセージ~」が2日、午後7時30分からNHK総合で放送され、大きな反響を呼んだ。

 同番組は昨年11月にNHK・BSプレミアムで放送されたもので、猪木氏の病名が「全身性トランスサイレチンアミロイドーシス」であることが公表された。また、東京スポーツ新聞社提供写真で、1976年6月26日に行われたボクシング元世界ヘビー級王者モハメド・アリとの異種格闘技戦を振り返った。

 地上波ゴールデンタイムでの放送は話題となり、ツイッター上には「猪木頑張れ」「難病だったんだ…。懐かしい写真や映像にはしゃいでいる」「NHKでやってること自体、すごいと思った」といった声があふれた。

 番組を手掛けた共同テレビジョンのプロデューサーで、KENSO(ケンゾー)こと鈴木健三氏は「猪木会長は日本の宝だと思いますので、(放送は)NHKさんかなというのがありました。編集で100回近く見ていますが、何回見ても猪木会長はかっこいいです。こんな仕事をやらせていただき、感謝しかないです」と語った。