2年ぶりの開催となった東京マラソン(6日、東京都庁前~東京駅前)で夫婦の絆が垣間見えた。

 起伏の少ない国内屈指の高速コースで各選手が好タイムを狙う中、昨年12月に結婚を発表した鈴木健吾(26=富士通)と一山麻緒(24=ワコール)がそろって出場。鈴木が2時間5分28秒、一山も2時間21分2秒の好タイムをマークし、ともに日本人トップでフィニッシュした。

 鈴木、一山夫妻の合計タイムは4時間26分30秒で、ケニア人夫妻の持つギネス記録(4時間27分05秒)を上回り、夫婦での同一大会ギネス記録を更新。ギネスワールドレコーズジャパンのツイッター公式アカウントは「同レースでの夫婦合計タイム更新ですね! 認定員に作業依頼しておきます」とつづった。

 レース後にはゴール付近で鈴木と一山が笑顔でハグ。この光景にネット上では「一山さんと鈴木健吾さんがハグするシーン、どんな恋愛映画よりキュンキュンした」「健吾、一山さん、ご夫婦での日本人トップゴールハグしてたの可愛かった」「一山選手と鈴木選手がハグして喜んでいた姿が印象的でした。二人ともおめでとうございました」など祝福メッセージが相次いでいる。