東京五輪競泳代表の瀬戸大也(TEAM DAIYA)が、悲願の2024年パリ五輪金メダル獲得へ、〝必要なもの〟を自己分析した。

 世界選手権(6月、ハンガリー)代表に選ばれた瀬戸は9日、オンライン取材に応じた。目標のパリ五輪金メダルへ必須な要素を問われると「忍耐力と我慢」とキッパリ。金メダル候補ながら、手が届かなかった過去2大会を振り返り「これまで2回失敗している。詰めが甘かった。(来年の)福岡(世界選手権)でかなりいい状態まで戻し、さらに上を目指せるか。いい時にも向上心を持って満足せずにいけるか。そういうところを落ち着いてできたら3度目の正直で金メダルを目指したい」と語った。

 東京五輪が延期になったことで、パリまでの期間が4年から3年に縮まった。瀬戸は、これをチャンスととらえる。

「3年間というのは、我慢が苦手な自分にとっては、コツコツ準備をし、耐えるのにすごく期間になるかなと思っている」。

 自分をよく解析し、五輪金メダル取りへスタートを切る。