バブル期に白Tシャツにジーンズというスタイルで一世を風びした俳優・吉田栄作(53)に、再び“白Tの風”が吹いている。

 14日、都内でオキシクリーン「Best 白T Dresser賞 2022」表彰式が開催。吉田は、清潔でさわやかな白Tシャツが似合う「ベスト 白T ドレッサー」を受賞した。

 吉田といえば、1990年、91年のNHK紅白歌合戦に白Tシャツとジーンズで出場。楽曲「心の旅」などを披露し、そのスタイルをまねする若者が続出した。

 最近のトレンドの一つとしては、大きめのサイズを着るビッグシルエットが人気。だが、この日の吉田は流行に流されることなく、かつてのジャストサイズの白Tシャツにジーンズ姿で登場した。

 壇上では「いつまで白Tシャツで引っ張るんだと、自分でツッコミを入れたくなるが、Tシャツとブルージーンズを愛してきてよかった」と語った。

 昨年には、白無地Tシャツ専門店「#FFFFFFT」(シロティ)とのコラボTシャツが発売。コットン素材の生地を使い、袖がロールアップされた出来栄えが、吉田の白Tのイメージに合っており、完売したという。

 芸能プロ関係者は「シルエットや着心地など、白Tシャツへのこだわりを見せる人が増える中で、吉田栄作の着こなしが、ビンテージスタイルとして再注目を集めている。往年のファンも吉田プロデュースの白Tを手に入れた人が多いとか」と話している。

 またプライベートでは、昨年11月に女優・内山理名(40)との結婚を発表。この日がホワイトデーということで「せっかくこんなにうれしい賞をいただいたので、ささやかな祝杯を挙げたい。妻の手料理とシャンパンがあれば十分」と公私の充実ぶりを明かした。