水谷豊(69)主演のテレビ朝日系ドラマ「相棒season20」(水曜午後9時)で、冠城亘を演じる反町隆史(48)が卒業する最終回スペシャルが23日放送され、平均世帯視聴率が15・2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、速報値)だったことが24日、分かった。平均個人視聴率は8・6%だった。

第1話は15・2%、第2話は14・5%、第3話は12・6%、第4話は13・3%、第5話は13・3%、第6話は11・0%、第7話は15・0%、第8話は11・2%、第9話は12・2%、第10話は13・4%、第11話は14・5%、第12話は12・4%、第13話は12・8%、第14話は12・1%、第15話は12・7%、第16話は13・6%、第17話は13・3%、第18話は13・5%、第19話は14・9%だった。

水谷演じる警視庁特命係の杉下右京が、相棒と事件解決に挑む人気シリーズ。「season14」から、相棒として組んできた反町隆史演じる冠城亘のコンビ。反町はseason1~7の第9話まで演じた寺脇康文の出演回数124回を上回る、歴代最多出演本数を更新。コンビ最長という記録を打ち立て、「season20」の放送が終わる3月をもって卒業した。

京匡平(本宮泰風)が投稿した、虚実を混ぜ込んだ告発動画によって、王隠堂家を監視していた伊丹(川原和久)たち捜査一課の行動が問題に。さらに、片山雛子(木村佳乃)と議席争っている鑓鞍兵衛(柄本明)も打撃必至の状況となった。いっぽう、怪文書により“パパ活”の疑惑を掛けられた亘。何か事情があると踏んだ右京の追及で観念し、騒動の収拾に動きだした。そんな中、京と王隠堂鷹春(勝野洋)が鑓鞍の襲撃をもくろんでいる件について、一計を案じた右京は、捜査一課を巻き込み、意外な方法で美馬(酒井美紀)たちが暮らす王隠堂家に接近する。冠城亘最後の事件が、予想外の結末を迎えた。