日本代表が24日に行われたカタールW杯アジア最終予選オーストラリア戦(シドニー)で2―0と勝利を収めて7大会連続のW杯出場を決め、試合直後に森保一監督(53)がサポーターの前で男泣きして喜びを爆発させた。

 歴史的瞬間の直後にインタビューを受けた森保監督は目を真っ赤にして涙を浮かべながら「苦しい戦いばかりでしたけど、政府関係者のみなさん、地方行政のみなさん、エッセンシャルワーカーのみなさん、このコロナ禍でいろんな人がわれわれにサッカーをできる環境を作ってくれて、まずは感謝を申し上げたいと思います」と感謝を口にした。

 さらに言葉を詰まらせながら「サポーターの皆さん、国民の皆さんとともに、われわれここにきたチームみんなで一丸となって戦いましたが、これまでつなげてくれた選手たち、スタッフたちがたくさんいて、この場で勝利することができました。われわれ日本代表を支えてくれたすべての方々と、すべてのサッカーファミリーと、このW杯出場という勝利をつかみ取れたと思います。皆さん本当に応援、支援ありがとうございました!」と絶叫して喜びを爆発させた。

 最終予選では序盤に負けが先行するなど苦しみ非難の的になるなど窮地に立たされたが、苦難を乗り越えてつかんだW杯切符に思わず感極まったようだ。